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アーロンチェア『ロングライフデザイン賞』受賞
300万人から支持されるロングセラー、「アーロンチェア」が『ロングライフデザイン賞』を受賞しました。
世界で初めてメッシュ素材をワークチェアに取り入れたアーロンチェアは、人間工学に基づいた設計により、発表から19年目を迎えた今も高機能ワークチェアの象徴的存在として高い人気を誇っています。
革新的な椅子として高く評価され、1994年の発表と同時にニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選定されました。日本においても、1996年にグッドデザイン賞の金賞を受賞。
デザイナーのビル・スタンフとドン・チャドウィックは、開発の初期段階から環境への配慮に重点を置き、再生・持続可能で、ペットボトルのようなリサイクルされた資源から素材を採用。
また、耐久性、修理のしやすさを念頭に置きデザイン。解体・リサイクルしやすい組立となっています。
発表後も細かい仕様の変更、より環境に配慮した素材の使用、ユーザーの操作性の改善などに取り組んでいます。
このような取り組みが認められ、公益財団法人日本デザイン振興会が発表するグッドデザイン特別賞『ロングライフデザイン賞』を受賞しました。
『ロングライフデザイン賞』とは、グッドデザイン賞受賞後、15年を経ても影響され続けている商品を改めて表彰するもの。
発売以来10年以上継続的に提供され、かつユーザーや生活者の支持を得ていると思われる商品で、創設当時の思想を受け継ぎ、私たちの暮らしや産業を的確に担い、更に今後も生活や社会を支え続けると考えられるものが選ばれています。
それにより、ものを大切に作り使うことの重要さを、広く社会に呼びかけています。
ちなみによく見かけるこちらの商品も『ロングライフデザイン賞』受賞!
同じものを作り続けることは、とても難しいこと。どんどん新しいものが出ては消えていく中で、それが支持され続けられることは更に難しいこと。
継続することの素晴らしさを感じますね。