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「アルフレックス」工場見学
当店取り扱いの『アルフレックス』の全ソファを製造する、北海道・旭川にある「旭川ファクトリー」を見学する機会を頂きました。


玄関を入ってすぐ、圧巻の大きさの『A-SOFA(エーソファ)』がお出迎え。この大きさのA-SOFAは、全国でもここだけの展示とのこと。何人座れるでしょ!?
生地の裁断から検品まで、ソファづくりの全てを行う工場内は、残念ながら撮影禁止。
説明された内容だけでもお伝えしたいと思います。

アルフレックスが使用する生地の90%が輸入生地。30種200色、年間約6万m(1日平均約250m)の生地を使用するようです。

革は6種41色。いずれもバーコードで管理され、全国のアルフレックスのスタッフが在庫状況を把握出来るという。
私たちが問い合わせてもすぐ返答があるのは、徹底したデータ管理がされているからなのですね。
生地のカッティングは、機械と人の手。ソファの種類によって変えるようです。
見学時は、ART WOODにも展示がある『A-SOFA』と『SONA(ソーナ)』を裁断中でした。
こちらはいずれも手作業で、生地の曲がった目を読みながらカット。こうすることで、お洗濯後も生地が歪まず、綺麗にカバーリング出来るのです。

1969年の設立以降、100種以上1万枚の型紙を全て保管しているとのことで、初期のソファでもカバーを作ることが可能。
何年経っても飽きることのないシンプルなデザインなので、カバーを替えながら長くお使いになる方が多いアルフレックスのソファ。安心ですね。
ふくよかで美しいシルエットを左右する縫製は、仕上がりがどうなるかという想像力と高い技術力が必要とのこと。そして、重い生地を扱う体力も。
カバー用のミシンやヌード用のミシン、生地の厚みによっても違うようです。
また、アルフレックスのミシンを選ぶ職人さんは、壊れたミシンも直すそうです。
座面や背もたれは、コンセプトに応じた構造の組み合わせで、波型のウレタンや羽毛など、それぞれの特性を生かしたオリジナルパーツ。部分的に交換可能になっているので、ソファ丸ごと引き上げなくてもよい作りになっています。
多くのソファの構造体に耐久性に優れたモールドウレタンが使用されています。
型の中で発砲するモールドウレタンは、型崩れしにくくデザイン通りの形状を作り出すことが可能。
こちらの過程は、現在開発途中とのことで、残念ながら見ることは出来ませんでした。
検査前の最終工程、本体にヌード地を張り込み、そしてカバーリング。
座り心地に違いはないか、アルフレックスの基準に満たしているか、目視や手触りで確認です。
こうして、機械化と同時に手作業ならではの絶妙な手の感覚が加わり、
快適さと耐久性に優れたアルフレックスのソファが仕上がります。

2階には、ソファが展示されているのですが、こちらは工場のスタッフが製品の確認や改良するための展示だそうです。発売後のソファについても、より満足頂けるよう改良を重ねているそうです。
長く安心してお使い頂けることを、販売店の私たちも自信をもっておススメ出来ます。
是非、アルフレックスのソファをART WOODにてご覧下さい!
工場見学後はオシャレな美味しいランチを頂き、目にもお腹にも満足な「旭川ファクトリー」でした~。

