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フィンランド・デザイン展に伺って

 

只今、福井市美術館で開催されている【フィンランド・デザイン展】。こちらは、フィンランド独立100周年を記念して全国巡回の展覧会です。

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独立以前の装飾芸術から現在までの100年に及ぶフィンランド・デザインが、6つの章に区切られ企業やデザイナーにスポットを当てながら、フィンランドのデザインについて紹介されています。

開催場所の福井市美術館は、日本を代表する建築家の一人である黒川紀章氏による設計。豊かな緑に囲まれた美術館。外観のほとんどがガラスなので、建物の中からも緑が目に入り、とても素敵な空間です。森と湖の国といわれる自然豊かなフィンランドのイメージにもピッタリ。訪れた日は雨上がりで、特に緑がキラキラと綺麗でした。

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写真撮影は、一部のみ可能でした。こちらのブースは、近くで見て触れて体感できます。

 

会場の最後に、当店取り扱いの『スツール60』の製造工程が紹介されており、思わず見入ってしまいました。

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『スツール60』とは、20世紀の北欧を代表する建築家・デザイナー「アルヴァ・アアルト」が、1933年に発表した3本脚のスツールで、フィンランドのインテリアブランド“artek”の商品の中でも一番の販売実績があり、北欧家具を象徴する名作。

フィンランド産のバーチが持つ素材の魅力を最大限に活かしたぬくもり溢れる柔らかなフォルム。L-レッグという発表当時と変わらぬ特殊な手法で作り続けられ、80年以上経った今でも世界中の人々に愛用されています。

普段は重ねて部屋の隅に置き、人が集まったら席を用意する。座面がフラットなので、サイドテーブル代わりにもなってとっても便利。必要以上に目立たず、どんな場所にも馴染み飽きがこない。シンプルな構造ながらも耐久性抜群!

長く愛される理由がわかりますね。

シンプルなフィンランド・デザインの家具や雑貨の数々。

見たことある~!ときっと思われるモノがたくさんあります。

長い長い年月を経ても、古臭さを感じず使いたくなるデザイン。

北欧の文化に触れる展覧会。北陸では福井県だけ。この機会をお見逃しなく!!

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