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金沢21世紀美術館
お隣り石川県の金沢21世紀美術館。
「まるびぃ」とか「21び」とか呼ばれているらしいですが、福井県民の私は、「金沢21世紀美術館行こっさ!」とフルネームで呼んでいます。
設計者は、妹島和世氏と西沢立衛氏の建築ユニットSANAA。
現代美術を収蔵した美術館ですが、建築のコンペで選ばれた設計者のこの建物を見る人もたくさんいそうですね。
(お天気も悪く、撮影者の腕も悪く、残念な写真;;;実際は、とても素敵な建物)
今回は、開館10周年を記念した展覧会「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」 「3.11以降の建築」が開催されるということで、行って参りました。
「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」 は、日本の建築について戦後から現在までにおける一連の流れを追ったもの。
その間に重要な役割を果たしてきた約80人の建築家の、オリジナルの図面や模型など300点の作品・資料が展示された展覧会。
国内の建築展としては類を見ない規模の展示だそうです。
「3.11以後の建築」は、建築家と建築界に大きな意識の変化をもたらした、東日本大震災以降の建築に焦点を当て、社会の変化に自分なりの考え方や手法で向き合う25組の建築家の取り組みが紹介。
紙管を使った避難所の仕切りや、被災地の木で使った椅子などが実際に展示されており、建築家の取り組みが身近に感じられます。
とにかく両展覧会共に、資料の多さに驚きます。見応えたっぷりです。
同じ建築でも、こちらは癒された展覧会「犬のための建築」展。
犬の尺度で建築を捉えなおすことで新たな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクトだそうです。
我が家にも犬がいるので、うちの犬だったら・・・と想像しながら楽しめた展覧会でした。
犬好き・アート好き・建築好きと、幅広い人が楽しめそうですよ。
こちらは、休憩スペース。加賀友禅を思わせます。
館内のカフェレストランの器は久谷焼きではないかと。
(こちらのレストランのランチはビュッフェ式で、パレット型のお皿にアートのように盛り付けるんです。センスが問われます^^)
随所に石川県がアピールされていますね。
今回の特別展、同時にご覧になるなら3/15(日)まで!!
建築に興味のある方、必見です!